さまりー
June 2, 2005
V2C - The channel browser on Java
最近JaneViewDoeからV2CというJava+Swingで作られた専用ブラウザにほぼ移行しました。
V2Cには以下のような特徴があります。
難点を先に挙げるとメモリー消費が大きいこと(GCで一定時間後にメモリー整理を行ってくれますが)と
専用ブラウザのスキンが使用できないことです。
・Javaで出来ているのでほとんど全てのOSで利用可能
・Doelikeな独自のレンダリングエンジンでスレッド表示を行う
・スレッド進行をグラフで表示が可能
・JPEG画像のExif情報の出力が可能([T20050528])
・スレッドごとに背景画像の指定が可能
続きはこの記事を書く理由です・・・。
ソースコードは公開していないと公式サイトでは発表していますが、
実際はjarをzipに変更して解凍し、classファイルをjadによる逆コンパイルプログラムを
使用することによってソースコードの中身が閲覧出来てしまいます。
そういうわけでソースコードを見ましたが、600近くのファイルが存在するので、読むのは大変ですが、
ひとついえるのはソースコード公開しない意図が見えるコードが存在する、ということです。
その中でもV2CHttpUtil.javaのソースコードにアップロード処理(マルチパートの構成)を
行うコードの存在に驚きました。いつ実装されたのか不明ですが、Swingにファイル選択クラスを
組み込めばアップロード処理が可能になるので、アップロード機能は組み込んでほしいところです。
わたしもbbs2chreaderをハックしてアップロード処理が出来るように試みたのですが、
ファイル選択の表示とマルチパートの構成はうまくいきました。
しかし、送信されたデータが実際のファイルデータと異なるものだった上に、
MozillaのプラグインAPI解説サイトでの
欲しい情報の少なさに結局挫折しました。
すでにマルチパートの構成と送信の処理がほぼ出来上がっている状態にあるV2Cに
アップロード機能の追加を任せようかと思います。
- by hkrn
- at 22:30
